なんばハッチ!

 寒い!!とにかく寒い!!
誰もいない大阪駅で凍え死にそうにしていると
まぁ氏から「早く来い!」と容赦のない督促が。

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バスに乗り込んでから寝ようかと思っていたが
となりの女の子がおいらの肩に寄り添ってきた。
おい、この状況をいかんとす。
健康的な男児はどうすればいいのだろう。
それに
我輩の周りうら若き乙女ばかりで
結局
千里まで寝れなかった・・・。

千里からうとっとしかかったらもう大阪駅
(そりゃ、そうだ。)
徹夜組がすでになんばハッチ前サンクスのまわりで
寒そうに震えている。

時間をもてあまし気味なので手紙など書いてみる。
しかし、寒さと寒さから来る手のかじかみで
なかなかうまく書けたもんではない。
しかもこども宛てに何を書いたらいいんだーー?
でも、真剣に書きましたよ。
誰に書いたって?愚問ですな。
ZYXの・・・いや、なんでもない。

記帳を済ませて、一時風呂なぞ入る。
空が明るくなってきた頃、ようやくハッチ前に集められる。
抽選大会と写真売り大会である。
抽選番号はまぁまぁ。
とにかく開場までヲタトークなどしてまたーりと時間をすごす。

で、開場。
色々打ち合わせしたのだがおいらは結局センターをチョイスした。

まばゆいばかりの光とともに突然、それは始まった。
15人の天使たちが現れ光の中で歌い、舞っている。
なんという恍惚感・・・こんな感じは今まで味わったことがない・・・
しばらく呆気に取られなにも考えられなかった・・・
素晴らしすぎる・・・
天使たちの美しい舞いは今までの自分の既成概念をぶち壊した。
自分の中で何かが大きく変わっていくことをひしひしと感じた。
まぁ氏が激しく「早く来い」と督促した意味はもう大いにわかった。

握手会にいたっては愛理さまと握手した途端、
心の中でもう全ての忠誠を誓った。
そう、この日を境に全てが変わったのだ。
いや、新しい時代が始まったのだ。