ヲタ的社会文化学3

 「萌え」っていったいなんだろう?
いまや、常識となっている「萌え」ですがはっきりとした意味は
なんなんでしょうか?あえて考えてみたい。

【萌える】 草木の芽が出る。 集英社「国語辞書」より

「草木萌えー!」「新緑萌えー!」
・・・。絶対違う。現代の日本語と違う。

そう、言語は常に時代に即して変化するものだ。
そこで現代に即した意味を考えてみよう!

萌える・・・由来は諸説ありますがまず、
①「萌ちゃん」っていうキャラクターがいて、
 「萌ー!」ってヲタが吼えたところからきている
②単に「燃える」の誤変換からきている

というのを聞いたことがあります。
①に関しては伝聞なのでよくわかりません。
詳しくもないので。でもそうなのかもしれません。
②で考えるとちょっと意味が食い違ってきているとも
考えられます。「燃えー!」ってなんかイメージ違うでしょw

ま、由来は置いておいて。
普段の使用用途を考えてみると
娘。やキッズたちのカワイイ仕草とか見たりしたときに
ま、使いますよね。
つまり「カワイイー!」ってことか?
でも単純にそれだけではないような?
心に「きゅん」っと来る感じ。
そう、「ときめき」ですね。

では通常の恋愛でも「ときめき」ってありますよね
そのときに「萌え」って使うでしょうか?
人によっては使うかもしれませんが
この辺は微妙なところだと思います。
例えば年上の女性に対する恋愛だった場合、
「憧れ」が強いわけで。
「憧れ」は「萌え」ではない感じがします。
つまり、年下や目下の人に使われることが多いのではないでしょうか?
姐さんに萌える方も勿論いるとは思いますが。(ゴメンナサイ)

それから「萌え」の対象は人間かそれに準ずるもので
小動物とかにはあまり「萌え」る人は少ないでしょう。

以上をまとめると。

【萌える】 年下でかわいい女の子を見てはぁはぁしちゃうこと。
     
ってことでいいでしょうか?