雅事件

 地元のイベってなんて楽なんだろ。ゆっくり起きてマターリして出発。げ、待ち合わせの時間ギリギリだよ!って、いってる間にLaQuaガーデン着。2分15秒のちこーく!(いや、もっと遅刻だな。)つっつ氏はもっとちこーーく。
LaQuaには長蛇の列ができていた。一体、何人いるんだろうか・・・?と、
目の前に一台のバスが停まった。こどもがたくさん乗っている。引率の先生
らしき人と一緒にこちらを物珍しそうに見ている。試しに手を大きく振り
激レスを贈ってあげた。すると、先生?が「なんの行列ですかぁ?」と聞いてきた。
さてなんと答えべきか?
1.正直に「小中学生のおててを握りにいくとです」と告白。
2.「おいしいラーメン屋の待ちだよ」と嘘つく。
3.「君たちを待ってたんだ」と心にもないことを言う。
4.「何だろうね?」ととぼける
5・聞こえないフリをする。
6.とりあえず呼ぶ。

そこでT坊が突然、吼えた。
Berryz工房というアーティストのイベントに参加するための列です!」
我々は一瞬唖然とした。
T坊、幼稚園児にはわかりにくい日本語だぞ。
しかし真っ赤な顔に何かをやり遂げた男の顔がそこにあった。

列が動き始めた。つっつ氏はまだ来ない。
間に合うのか?
列は一般の客と入り交じり、並んでるんだか
立ってるだけなのか分けわからない状態になっている。
結局、つっつ氏はわれわれの並んでいるうちには
間に合わず、遅れて握手券をゲットした。
それからは時間がしばらく空くので
カレーうどんを食べたり、馬券を購入したり、
CD購入したりしたりしてまたーりしていた。
前列の連中がぞろぞろ入ってきた。相当小出しに
入場させている。これだと入場までどんくらい時間かかるの?
ってくらいのんびりしたペース。
前列軍団は早くもヲタ芸を始めている。
ウザイ連中である。(スタート前に張り切りすぎて本番に疲れた感が漂っていた)
かなりの時間が経って
やっとぎっしり会場が埋まった。というか、
無理矢理押し込めたというか、なんも見えねえよ!
しかも前がうるさくて何も聞こえねえよ!
というわけでジャンプすればかろうじて
7人の頭が見えるくらい。ゆりなだけ
なぜか十戒のようにぽっかり前列が開いてて
じっくり見る事ができた。
これは「ゆりな推しになれ」という神の啓示か?
ま、鑑賞するに値するからな。ありがたく鑑賞した。

・・・何も聞こえないけど。わかったことは雅先生、
桃子先生の身内モノマネと振り付け講座、
りしゃこが相変わらずテンパっている事くらいか。
何がなんだかさぱーりわからなかった。
イベ中、ずっと気になっていた事。
「・・・さきたんどこ?」そう、どこを見ても
ちっちゃ過ぎて見えない!さきたんは小さすぎて
握手しているときこちらからは皆、虚空に向かって
握手しているようにしか見えないのだ。
みんな揃ってさきたん見えない症候群に罹った。
(というより誰も見えない人がほとんどなんだけど)
そのせいだろうか、T坊が突然、
「さきたーーーむ!」と叫び、宙を舞った。
なぜ、舞うかT坊?なぜ、さきたむ?
貴公は雅ヲシではなかったか?
色んな「?」を抱えつつ。
これを我々は「さきたむジャンプ」と名付け、伝説に刻み込んだ。
そういえば、いつのまにかりしゃこがいなかったな・・・

超光速ベルトコンベアのなかで事件は起きた。
モラルを問われる事件であった・・・。

雅を泣かした奴は誰だ?ひどい事をするやつもいたもんだ。
「皆が皆、そんな人ばかりじゃないからね」
お陰で皆、疲労コンバイ・元気はないしで。
特に雅は目は赤く腫らしているし。
なんかがっつく気にもならなかった・・・。

みんな、また元気なときに会おうね。